事例1 – 医療過誤事件<ウエストロー掲載判例 2007WLJPCA12258004>
事例 | 死産した子犬を盗んだとして、損害賠償請求がなされた事例 |
---|---|
飼い主 | 女性 50代 自称歌手 |
手続 | 訴訟 |
動物の種類 | 犬 |
来院の経緯 | 犬の出産の際、母犬を預かった |
飼い主側の主張 (クレーム内容) |
医師から死産したと言われた子犬は実際は生きており、獣医師が子犬を盗んだと主張 |
飼い主側の主張 (請求内容) |
犬の返還 |
解決内容 |
全面勝訴 |
解決のポイント | 医師は、一貫して、1頭は死産しており、犬を盗んでいないと主張しました。判決でも獣医師は犬を盗んでおらず、医師の行為に過失がなかったと認定をされ、全面勝訴することが出来ました。 訴訟前のクレーム態様も、直接医院に来院するだけではなく間接的な嫌がらせ行為もあったため、慎重な対応を要した事案です。 |
次の記事へ「事例2-医療過誤事件」→