事例10-クレーム対応事件

事例 治療行為に過失があったとして、謝罪及び真相の解明を求めることを要求してきた事例
飼い主 女性 60代 無職
手続 交渉
動物の種類
来院の経緯 重度の腎不全状態で運び込まれ、治療をするも翌日患畜死亡。
飼い主側の主張
(クレーム内容)
なぜ殺したのか。謝罪を要求する。といった内容
飼い主側の主張
(クレーム態様)
医院宛に度重なる手紙の送付があり、他の病院・獣医師・知人・関係者などに、医院に殺されたと吹聴しており、病院の信頼を大きく低下させる状態でした。
飼い主側の主張
(請求内容)
謝罪
解決内容 沈静化
来院の時点で重篤な状態であって、治療に過失もないため、飼主に対し、責任がないこと、連絡は病院・医師ではなく、弁護士宛にするようにとの内容証明を送付したところ、その後、連絡がなくなり、クレームが終息しました。
解決のポイント そもそも来院時に全身状態がかなり悪く、死を受け入れられない典型事例です。
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